MOONEYES Area-1 Official Website

Knockin’ on Heaven’s Door

約12分

ご無沙汰しております、END です。 年に一度の 「しばらく お暇を ・・・」いただいておりました。 YOKOHAMA  Area-1 にお越し下さり、 「アイツ、居ないな??」と思われた方が、もしかしたらいらっしゃったかもしれませんね。 でも、ボクは 横浜 に居たんですよ、 YOKOHAMA TOWN 青森の。 偶然、辿り着いたのですけどね。   さて、” 放浪の一人旅” に出ていたのですが、 西へ、昨年観れなかった姫路城や宮島に行きたいなーと、実は思っていたのですが、 今年は6月を前にして関東も梅雨入り。 雨じゃ~仕方ない。北へ向かおうとだけ、ただ漠然と。 いままで北へは、東北道で北上や、太平洋側沿岸をひたすら岩手まで行ったことはありました。 じゃあ今回は、日本海沿岸を北上してみようと思い立ち、 とりあえず新潟を目指しました。 せっかくだから日本海を眺めながら、夕日浴びてクルマを走らせようと思ったのですが、 日本海沿岸にたどり着く前に日没。。。 真っ暗な海沿いを ひた走り、Gasの残量が僅かになってきたところで内地に向かい、 山形県・酒田駅へ。 とりあえず夜の駅前ロータリーを意味もなく1周。 宿をとることにして、 とりあえずBeer。ひたすらBeer。 カンパチがとってもおいしかったです。 翌朝。 酒田港を巡回して、再び日本海沿岸を北上。 秋田県入りしたので、やっぱりとりあえず、 秋田駅を制圧。 満足して海沿いに戻り、 ひた走っていると、、、 「なまはげ」が お出迎え。 しかも 超 デカい!! そしてやってきたところは 入道崎。 男鹿半島の先っちょ。日本海を展望。 絵に描いたようなステキな灯台と、北緯40度を示す岩のモニュメントらしいです。 ここでも なまはげ に迎えられながら、ホタテを頂戴しました。 イカが一押しだったみたいですが、帆立が好きなので。。。   ふたたび走りだすと、 ステキな道。空。海。 何と言うところかは知らない。ひと気がない、静かで美しい海が好き。 旅をしていると、そういう場所に出合うこと事が多々あります。賑やかな夏の海水浴場には興味ありません。 その後、 青森県に突入し、ちょっと内陸部に入り込んで見てみると、 走りながら車窓から遠くのお山に発見! 「おおっ!大文字焼きか!?」 の跡ですね。 そして「十和田湖」の標識の文字に引き寄せられて、 やってきました、十和田湖。 ハンパない透明感!いいところにたどり着きました。 そして、 十和田湖から流れる渓流沿いを探検。 水がキレイって、やっぱりいいですね。 どんどん突き進むといつのまにか川が大きくなっていました。 以前、四国・四万十川を源流から辿ったときの事を思い出したりました。 その後、川を離れて山道を登っていくと 道沿いに白いモノが。。。      雪です!! さっきまで気温がもうすぐ30℃かというような所にいたのに! うわぁ~、すごいなーなんて感動していたら、 さらに雪! 雪!! 雪!!! いったい大丈夫なんだろうか?と思いながらもワインディングを抜けていくと、 終にクルマの高さを超えました、さらに倍。。 氷河!?ではないけど。。。 いったいここはドコなんだ、この雪山は。 八甲田山!雪の八甲田山 か 。。。どうりで ・・・ 峠で陽が落ちていきます。美しい光景でした。 夕暮れに黄昏てしまいますが、完全に夜闇に包まれる前に山を下りる事にしました。 むやみやたらに軽い気持ちで山に入るものではありませんからね。 ダウンヒルを駆け抜けて、街の灯りを目指します。 すっかり夜の帳の落ちた街中に突撃して、やってきました 青森駅。 恒例・深夜警察、駅前パトロール。 おっ、ピラミッド発見! 宿を確保したあとは、 やっぱり Beer。with  しめさば、ホタテのカルパッチョ。 そして青森のB級グルメらしい バラ焼き。十和田産の豚さん らしいです。 どれもとっても おいしい!とっても Beer が進みます。 ちょっと疲れてるのに飲みすぎたかな?と思いつつも、無事に宿に帰還出来て、就寝。 一応、「ああ、ここの枕はやけに高いなぁー」という寝る前の記憶はあります。 朝起きたら、枕が2段重ね。そりゃ高いよな。 記憶はあっても判断はついてなかったのね。気をつけましょう。 気を取り直して、出発。 津軽半島へ。 不穏な雲を眺めつつ「北」を目指し、 やっぱり海沿いへ。 青い空、青い海もイイけど、 旅の慕情を感じさせる、哀愁漂う 空と海。 こういう感じもいい。 どんよりした空の下 走っていましたが、しばらくすると再び晴れてきました。 キレイだな~、遙か彼方に見えるのは下北半島?それとも、もしや北海道??なんだろう・・・ とりあえず いい感じの公園 見つけて休憩。 なんだかとってもいいです。海鳥達が飛び交って、島(岩?)に鳥。 ここで遅めの朝食。直前に買ったコンビニの「おむすび」をいただきます。 「外ヶ浜町産の昆布」って、ココら辺です!製造も青森市内だったから、超新鮮なコンビニおむすび! とってもおいしかったです!最高のロケーションで食べて、超贅沢な気分。 また思い出して食べたい味でした。関東でも売ってるのかな?? ふたたび走りだしては、 漁船に引き寄せられたり。 イカ釣り漁船でしょうか? イカだけでなく ボクも釣れます。 いい景色、でもまた不穏な雲が。とても雲が低い。 ちょっと気になる看板見つけて、坂を上がると、 青函トンネル! 逸る気持ちを抑えて坂を下り、やっぱり北へ。 どんつきを目指して・・・ ここが北のはずれ、津軽海峡??? 雲が手を伸ばせば届きそうな所に! 後ろ手の丘に雲がかかってます。よし、雲の中に行こうと坂をあがると、 ここが竜飛崎(龍飛崎)か!!津軽海峡についにAlive !! やっぱりありました、「津軽海峡冬景色」の歌謡碑! 冬ではないけど、 この空の感じが冬っぽい哀愁ムードを醸し出す・・・ という事は彼方にかすんで見えるのは北海道か・・・ わけもなく望郷ムードに浸りつつ、一服。 ところで、この歌謡碑 中央の赤いボタンを押すと、「津軽海峡冬景色」の2番だけがフルボリュームで流れ出す というギミック付き。どうせならフルコーラスで全部聴かせてほしい所ですが、 ここでこの唄・歌声はしびれさせてくれます。哀愁Maximum。 ♪♪  ごらんあれが竜飛岬、北のはずれと 見知らぬ人が指をさす  ♪♪ はい、さっきボク居たところです。 きっと「何かヘンなクルマとヘンなヤツがいる」って 指をさされていた事でしょう。。。 歌謡碑のすぐ近くに・・・ 階段国道!? 「日本唯一」だってさ!そりゃ他にないよな??  1974年!? そこに 偶然 ’74 VWで辿り着きました。 海?岬?半島?の天気は変わりやすいようで、 雲が晴れてくると一転して、とても清々しい景色を眺めることができました。 とてもいいところでした。 またいつか訪れたいですね。 戻り道、先ほどの哀愁漂う浜辺を通り過ぎると、 今度は晴れていて、リゾート感が漂ってました。 そして、次の目的地を目指して 再び青森市街を通過。 すんごいバリエーションの どら焼き に後ろ髪惹かれつつ、 一路、下北半島 を 疾走。 そして何気なく見た道路標識にビックリ仰天。 「横浜」!こりゃ行くしかないでしょ! って事で、今回のBlog の冒頭になるわけです。 「道の駅」に立ち寄り、 ” YOKOHAMA” で働いてるボクが、 「よこはま」 で お買い物。 コレクト! と、ココまでは成り行き任せの展開。 でも実は「ある目的地」を目指していたのです。 そしてそこに行くために、せっかく iPnone 使い始めたのだからと 柄にもなく 今まで否定し続けていた「ナビ」を使ってみたのです。 正確なその動作に、こりゃイイかも?なんて思いながら、下北の地を走り続け、 「ナビ」に導かれるまま 「目的地」に着いたら唖然。。。 全然 目的 としていないお寺に着きました。「えっ!?なんで?」と、 慌てて「ナビ」を再検索。やっぱり ココ になる。もう一度、今度は検索ワードを増やしてみたら、 ちゃんと行きたい「目的地」が表示。しかもココからとんでもなく遠い。あちゃ~、やってしまいました。 頼りにしてこなかったテクノロジーをいつのまにか過信して失敗。というか、単純に凡ミス。。。 いったいこれからどうしたもんかと、「ここはどこだ??」と、場所を再確認。 そこは、「霊場・恐山」にほど近い場所。 恐山、 地獄のある場所、人が死ぬと行くお山、イタコの口寄せ・・・ ちょっと行ってみたいと思った事のある地ではあるが、 子供の頃にテレビで見た様子の記憶、そしてイタコさんと恐山の体験談の話を聞いた事があって、 なんとなく興味本位で行くべき所ではないと思い、行くつもりのない場所でした。 なのに ここに導かれてしました。 でもここまで来たのは、もしかして来なさいって事? それに今でなければ、この先行く事あるのか?ちょっと悩んだあげく、やっぱり 「今でしょ!」 Go ! 恐山へと続く道、だんだんと険しくなっていきます。 そしてカーブの曲がり角の要所要所にお地蔵様が建てられていらっしゃり、 さらに2nd-gear でなければ上れない急カーブの連続。 いろんな意味で写真など撮っている余裕はなくなり、 緊張しながら山道を抜けたら突然・・・ とても美しい湖に。 だけど今まで訪れた地 とはまったく違う空気感。静寂な雰囲気なんだけど、 ひぐらし?の鳴き声らしきものが間近で聞こえる。「あれっ?夏の夕暮れみたい・・・」 それに鼻をつく硫黄の匂い。それも不思議と温泉はイメージさせない。 奥に見えるのが 「恐山」なのか?  行きます。 着きました。 圧倒的な佇まいに神妙な気持ちで、本道の脇・裏へと続く 「地獄」へと足を踏み入れました。 荒涼とした世界。今晴れているからいいけど、天気が崩れたら恐ろしく感じる事でしょう。 晴れててよかった。でも とても 暑い。それに、所々にある カザグルマが急に廻ると、 ちょっとね・・・ 暑い「地獄」を とぼとぼと 歩き進んでいると、湖が見えてきました。 湖のほとりまで辿り着いたら、なんだか 安らぎを感じました。 とても美しい光景。 ここが極楽浄土なのかなと、ふと 思ってしまいました。 (実際、後で知ったのですが、ここは「極楽浜」というそうです) 地獄の先には 極楽が待っている、そんな風に自然に思ってしまう素晴らしい眺めでした。 ひとしきり感慨深い気持ちになりましたが、 帰るためには・・ 再び、火山性?の地熱と 太陽が照り付ける 灼熱の地獄 を 通り抜けなければなりません。。。 まるでほんとに地獄を彷徨ってる気分・・・ ようやく門をくぐり、 駐車場に VW を見つけた時には、なんだかほっとしました。 無事に帰ってきました。   今回、地獄と極楽だけをご紹介しましたが、霊山なので、いくつも供養や慰霊塔がありましたが ここでは触れません。そういったものは故人を偲ぶ方が手を合わせるもので、写真を撮ったりする ものではないとボクは思うからです。   帰り。 クルマを走らせ始めてすぐ、 行きに 気にはなったけれども、そのまま通り過ぎた「橋」が気になって、 クルマを停めて、眺めて絶句。 橋のたもとには 「三途の川」 気付かないまま あの世に行っていました。 人生、 知らず知らずのうちにいろいろな「橋」を渡っているのでしょうね。 行き急ぐと、気付かない事もある。 恐山、いい所でした。ちなみに国定公園なのだそうです。 ある程度の年齢を過ぎ、いろんな Real を体験したら、一人で行くのがいい景勝地かもしれません。   さて、そんな事を思いながら走り続けると、 彼方、行く末に雲海。   そして、ついに雨。 でも下北半島を抜け出た頃には、 雨は止み、夕暮れ。弘前駅まで辿り着いた時には、すっかり夜でした。 この日の晩は、マグロのステーキなど、鮪攻め中心。 翌朝。 ナゼかやけに早起きしてしまい、   早朝、弘前城公園をお散歩。 おー、これが弘前城です。 正直、予想より小さいお城でしたが、 現存する天守では東北地方では最古なのだそうです。 それにここは、桜の花見で有名なスポット。シーズンに訪れたなら、さぞステキなことでしょう。 満足しました、青森。 次は岩手へ。 やっぱりメジャーな駅は押さえます。 そして盛岡の地 を訪れたので、 MOONEYES Dealer、Funny Cars さんにお邪魔してきました。 けっして大きな店舗ではないけれど、中にはたくさん商品が詰まってて、とっても楽しい! 久々に民間人に戻って Shopping も楽しんでしまいましたが、気さくなオーナー熊谷様や居合わせた お客様の方々ともお話したり、楽しい時間を過ごしました。   さて、Funny Carsさんを 後にしてからの事。 祖父のお墓参りに向かったのです。 ボクは YOKOHAMA駐屯の 生粋の埼玉県人ですが、両親は 東京生まれの トウキョウ育ち。 でも母方の祖父母は岩手県出身で、お墓は岩手に・・と、東日本縦断系。 「北」へ来た からにはね。訪れたい場所でした。 そこで事件は起こりました。 お墓(お寺)に まもなく着くというところで、 突然、Gas Pedal がペタンと床に。 ハイ、アクセルワイヤー切れです。慌ててクラッチ切って、惰性で到着。 よりによって、 お寺の前の路上で、故障車です。 とりあえず、第一の目的のお墓参りを済ませ、どうしたものかと。 路上修理しようかと思いましたが、天気が崩れそうだし、バスも通るし、この場でやるのはどうかと。 考えた結果、お寺の住職さんに事情を説明し、境内に入れさせて頂いて修理することに。 スミマセン。。。 さて、境内までどうやって入れるか?VWは軽いから独りで余裕で押せるけど、 やっぱり自動車は自ら動いてくれるもの。アクセル だめ なら、アイドリングを上げてしまえば良い。 いろいろ方法はあるが、オートチョークのリンクを強制的に動かせば工具いらずの手間いらず ♪                通常(暖気後)の状態と、           強制的の状態。 いい感じの回転に上げて、クラッチ繋いで、サクサク楽に車両移動。 でも、この状態でクラッチワイヤー切れたら 超コワイ! 文字通り 墓場に直行。。。 この方法はブレーキペダルに足のせておかないと危険です。(&  ギア抜く心構えも!) 早速、修理・交換作業 開始!(持っててよかったスペアパーツ!) 難易度はさほど高くない作業ですが、 ネジが中々食わなかったりといった、ありがちな事態もありましたが、 無事、復活! ご住職にお礼 を伝え、もう一度 落ち着いてお墓に手を合わせました。有難うございました。 よりによってココで壊れるか!?って、初めは思ったりもしましたが、安全なこの場所で良かったです。 この旅の最中は険しい山道もいっぱい走ってきましたからね。 不思議と 何とかなるものです。 その後、 雨も降り出した事だし、ペースを落としてのんびり走り、故郷・埼玉を通り越し・・・ 走り慣れた首都高、TOKYOの灯りに少し安堵感?。勢いで深夜に ヨコハマの住処へ。 あくる翌日、やっと さいたま へ帰郷。 旅の最中、 一応、カーケアにも気を使いましたが、 結構、利いたかな。      旅が終わりました。今回は約2,300kmの旅路。 やっぱり気ままに、あてもなく走るのが 楽しい。 以上、 東北巡礼、男一匹 ・END の みちのく一人旅 でした。     -追伸- 今週末・土曜日は HOT ROD NITE でお逢いしましょう。

MOONEYES Area-1, MQQN Cafe Location
〒231-0804 神奈川県横浜市中区本牧宮原2-10

無料の Parking (駐車場) がございますので、
お気軽に Car & Motorcycle でお越しください。

MOONEYES Area-1
TEL 045-623-5959
●OPEN 10:00 ~ CLOSE 19:00 (月~日、祝日)
年中無休

MOON Cafe
TEL 045-623-3960

●OPEN 11:00 ~ CLOSE 20:30 (月、火、水、金)
ラストオーダー 20:00
●OPEN 10:30 ~ CLOSE 20:30 (土、日、祝日)

ラストオーダー 20:00
木曜 定休


Access Info